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    • 今回は、出向元と出向先の双方の事業主に対して助成する「産業雇用安定助成金(仮称)」についてとりあげます。

 

    • 前々回の続き(助成対象となる経費と助成率)となります。

 

    • ●助成対象となる経費には「出向運営費」と「出向初期経費」があります。

 

    • 【出向運営経費】

 

    • 出向運営経費とは、出向元事業主および出向先事業主が負担する賃金、教育訓練および労務管理に関する調整経費などを指します。産業雇用安定助成金では、これらの出向中に要する経費の一部を助成します。

 

    • 【出向初期経費】

 

    • 出向初期経費とは、就業規則や出向契約書の整備費用、出向元事業主が出向に際してあらかじめ行う教育訓練、出向先事業主が出向者を受け入れるために用意する機器や備品などの出向に要する初期経費を指します。産業雇用安定助成金では、これらの一部を助成します。

 

    • ●助成率

 

    • 【出向運営経費】…日額12,000円が上限となります。また、雇用調整助成金と同様に解雇の有無で助成率が異なります。

 

    • ア)出向元が労働者の解雇などを行っていない場合…中小企業=9/10、中小企業以外=3/4

 

    • イ)出向元が労働者の解雇などを行っている場合…中小企業=4/5、中小企業以外=2/3

 

    • ここで重要な点は、解雇の有無が問題となっているのは出向元だけということです。

 

    • 出向先は出向元の解雇の有無に影響を受けることになりますので、出向契約を協議する中で出向元の解雇の有無を確認することが重要となります。

 

    • 【出向初期経費】

 

    • 出向初期経費の助成額は定額で、出向元・出向先ともに『10万円/1人あたり』です。

 

    • また、上記とは別に、加算額が設けられる予定となっています。

 

    • こちらも定額で、出向元・出向先ともに『5万円/一人当たり』の予定です。

 

    • 加算額は、出向元事業主が雇用過剰業種の企業や生産性指標要件が一定程度悪化した企業である場合、又は出向先事業主が労働者を異業種から受け入れる場合について、助成額の加算を行うものですが、詳細は現在検討中となっています。

 

    • 1月28日に第三次補正予算が成立したことから、今後随時情報が公開されることになります。

 

    • 詳細や申請方法等が分かり次第、改めてとりあげる予定です。

 

    次回の更新は2/9です。

 

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